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期待を寄せられないことにも、もう


FFTA20個記事書いたので、これからまたしばらく創作の予定です

二回目の登場です、ケルウス。前回語った時から大幅に設定が決まってきました!ヤッタネ!
王位継承権最下位の王子様。血縁的には由緒正しい直系血族
上に兄王子が10人、姉王女が4人居ますが、一番年の近い兄弟とでさえ15歳ほど離れています
一番上とは普通に30ぐらい離れていて、その子供の方がケルウスよりも年上
父王が60代の時の子供なんじゃないかなあとぼんやり思っているのですが、そうすると父王今一体何歳なんだよってなるのでちょっと考える…Levnilityの平均寿命はそんなに長くなさそうなんだけど、王族は特別なのかなあ

様々な事情があって王宮で暮らすことができなかったので、国境外れに領地をもつ母の実家で育ちました。領主の家なので使用人はそれなりに多かったのですが、使用人たちは飽くまで母の使用人であり、ケルウスはおまけでしかなかったので、ケルウスには所謂側近と呼べる存在が一人も居ません。加えて母が精神を病んだため、幼いころからケルウスは何でも一人でしなければいけず、甘えることができる大人が身近にいませんでした
そんな家庭環境が大きく影響して、大人になった今でも他人の懐へ飛び込むことを苦手としています。いつも遠くから全体を見渡して微笑んでいる子

表情はほとんどなく、特に目元の表情は笑った形のままで固まってしまっています。それは様々な期待や可能性を全て諦めた結果。穏やかな笑みは諦めの表情。何をやっても王子以外の何物にもなれないのだと失望した結果。本当は王族ではなく学者になりたかった。だから古代文明の研究チームに入ってみたりもした。親友のディートリンデと出会ったのはその時。その頃は今よりももっと荒れていて、手の付けられないような性格だったんじゃないかなあと思ってる。リンデにだいぶ矯正させられたんじゃないかなあ

王子である自分に投げやりなので、割と簡単に身分を明かしちゃいます。父王に対しては良い思い出は無いし、何とも思っていないけれど、兄弟たちに対して思うことは多そう。兄弟みんなよく似た容姿をしてそうで、そのことに対しても何か思うことがありそう。力を全部抜いて自分を受け入れてしまえばきっと楽なのだろうと思いつつも、兄姉の様にだけは絶対になりたくないとか思ってそうで…その辺の意地?虚勢?ほんとなんて言ったらいいんだろうねこの子は

ケルウス、とはラテン語で鹿の意味。鹿は孤独と憂鬱と長寿と豊穣の象徴。周期的に角が生え変わる様子から「生命の木」とも呼ばれる
ケルウスの名づけもきっと、良い意味である「長寿」「豊穣」あたりの意味を込められてつけられたものなんだろうけれど、そのことをケルウス自身に教えてくれる存在は居なかったと思います。何せ「孤独」なのだから

ほんとルヒルに出会ってよかった…ルヒルは初めてケルウスが出会った暑苦しい存在だから。きっとケルウスの失望と諦めで凝り固まった心をほぐしてくれるはず。ケルルヒまじ可愛いです
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